2023年3月31日、今週気になったサイバーセキュリティ関連ニュースまとめ。
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今回は、気になったサイバーセキュリティ関連ニュースがあったのでまとめてみました。この企画は不定期で配信するかもしれない。
公的機関や企業を狙ったランサムウェア攻撃は2022年以降、攻撃数や被害額が減少傾向にあり「儲からない犯罪」というニュース記事が公開されていた。そもそも、ハッキングを行う目的は何なのだろうかを考えると、そこには貧困問題も影響している。結局はお金が絡んでくる。なので、儲からない犯罪になったとしても多少でもお金がほしいヤバい人たちはランサムウェア攻撃などを続けるだろう。日本でもセキュリティには手を抜かず、しっかりと対策した方がよい。
経済産業省は「技術情報管理 自己チェックリスト(
https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230329001/20230329001-2.pdf
)」を無料で公開しているので、現在のセキュリティ対応状況を採点し、対応ができていないところは、事前に対策しておくことを推奨する。
Cyberhavenのハワード・ティンCEO氏がいうように、「ChatGPTのようなAIベースのサービスを生産性向上のためのツールとして利用する従業員が増えれば増えるほど、プライバシー情報が漏えいするリスクが増す」というのはまさに同意する。また完全にプライバシー情報が漏えいすることを防ぐのはほぼ無理ではないかと考えている。これは企業がどこまでの範囲の情報を「プライバシー情報」として扱うかにもよるのではないかと考えている。