KaliLinuxでNmapを使用してSSHポートスキャンを行ってみる
スポンサーリンク
KaliLinuxでNmapを使用してSSHポートスキャンを行ってみます。
ポートスキャンツール「Nmap」は、Kali Linux 2021.1に標準インストール(プリインストール)されているもので、このツールを利用し、SSHポートスキャンを行い、ポートが開いているか確認してみます。
なお、サイバーセキュリティ対策や情報セキュリティ教育が目的でツールを利用しますので、悪用・違法行為が目的はございません。ツールを利用することで発生したトラブルや損失、損害(ウイルス感染など)に対して、一切責任を負いません。
■PC環境
Windows 10 Pro
VirtualBox6.1
Kali Linux 2021.1(Debian (64-bit),Python3.9.2)
■Kali Linuxを起動する
クリックすると、Kali Linuxが起動します。起動後、ログイン画面が表示されますのでユーザIDとパスワードを入力し「Log in」ボタンをクリックします。
クリックすると、Kali Linuxにログインすることができました。
ログイン後、上部メニューになる「ターミナルエミュレーター」をクリックし、ターミナルを起動します。
$sudo su
起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。スーパーユーザ(root)権限に切り替えます。
■Nmapを使用してSSHポートスキャンを行う
切り替えた後に、Nmapを使用してSSHポートスキャンを行ってみます。行ってみますが、今回はDigitalOceanで借りているクラウドサーバー(ドロップレット)にSSH設定を行い、スキャンをします。
#nmap -sV -p22 ***.***.*.*** <ipaddress>
クラウドサーバー(ドロップレット)のIPアドレスを確認し、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。「-sV」オプションで、開いているポートを調査し、サービス/バージョン情報を確認。「-p」オプションで指定したポート(ポート22)のみをスキャン。
Enterキーを押すと、PORTが「22/tcp(SSH)」で、STATEが「OPEN(開いている状態)」であることが表示されました。またサービス/バージョン情報なども表示されました。
STATEが「OPEN(開いている状態)」であるということは、ハッカーに攻撃される恐怖に脅かされているということでもあります。ポートが開いている場合でも、ポートを保護する方法を学ぶ必要があることが、今回わかりました。