ルフィ強盗事件からみる現金所持の危険性とキャッシュレス化

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今回は、全国で20件以上発生し、30人程度の逮捕者を出し、指示を出していた者が「ルフィ」を名乗っている犯罪集団による連続強盗事件について書いてみる。

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この事件では、住宅から「現金およそ3500万円」などが奪われているが、自宅に3500万円という大金を置いている家庭が日本で存在していることに驚いた。

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驚いたが、これについて調べてみると、高齢者を中心に自宅で現金を保管する「タンス預金」を増やす傾向が強い。またコロナ禍でタンス預金が増えているようだ。タンス預金は、いつでも好きな時に使えたりなどのメリットがあるのだが、強盗などに入られた時のために「現金は銀行などに預けておき、大金は家に置かないこと」を私は推奨する。銀行などに預けておくことで、キャッシュカードなどを奪われても暗証番号を入力し現金を引き出さなければいけないので、犯人を逮捕されるまでの時間稼ぎができる。ただ、強盗に入られた場合に、もし自分が家に居てお金がなかったら、慌ててパニックになり強盗犯が逆上する危険性もある。そうなってくると、僅かなお金は家に置いておいて、それを渡してその場を凌ぐしかないと考える。もしくは護身用品(スタンガン、催涙スプレーなど)を家に必ず常備しておくか、護身術を習っておくかだが、いざという時に実践できるかはわからない。

あと、もし強盗に入られた場合にクレジットカードを盗られた場合は、暗証番号で時間稼ぎをすることができるが、日本で急速に普及している「タッチ決済」機能付きのクレジットカードの場合はどうなるのか気になった。これはカードを端末にかざすだけで決済できるので、強盗犯が端末のあるお店で勝手に利用される恐れもある。そうなった時は、クレジットカード会社の盗難・紛失窓口にすぐに連絡し、利用停止の手続きを行う。またクレジットカード会社の「補償」についても事前に確認しておくことが大切である。