Oracle VM VirtualBoxでKali Linuxを起動する(Windows10)

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Oracle VM VirtualBoxでKali Linuxを起動することについて解説しています。

■PC環境

・Windows10

Oracle VM VirtualBox6.1

■Kali Linuxのダウンロード

Kali Linuxのダウンロードを行いますので、「Kali Linux Custom Image Downloads - Offensive Security(https://www.offensive-security.com/kali-linux-vm-vmware-virtualbox-image-download/)」にアクセスします。

アクセスすると、「KALI LINUX VMWARE IMAGES」という項目があり、その下に「KALI LINUX VIRTUALBOX IMAGES」という項目があるので、こちらをクリックします。

クリックすると、「Kali Linux VirtualBox 64-Bit」という文字が現れるので、こちらをクリックします。今回は「Version 2020.3」をダウンロードします。

クリックするとダウンロードが開始されます。

VirtualBoxを起動する

しばらくすると、Webブラウザで指定されているファイルの保存場所に「kali-linux-2020.3-vbox-amd64.ova」というファイルがダウンロードされます。ダウンロード後、VirtualBoxを起動します。

起動後、「ファイル」から「仮想アプライアンスのインポート」をクリックします。

「仮想アプライアンスのインポート」のウインドウが表示されますので、「ファイル」の右側にあるアイコンをクリックします。

クリックすると、「インポートする仮想アプライアンスのファイルを選択してください」というウインドウが表示されますので、「kali-linux-2020.3-vbox-amd64.ova」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。

クリック後、「仮想アプライアンスのインポート」のウインドウ下の「次へ」ボタンをクリックします。

クリックすると、「仮想アプライアンスの設定」が表示されますので、名前が「Kali-Linux-2020.3-vbox-amd64」になっているのか、製品が「Kali Linux」になっているのかを確認します。仮想マシンの基本フォルダーは「C:\Users\(ユーザー名)\VirtualBox VMs」のままで問題はありません。

MACアドレスのポリシーは「NATネットワークアダプターのMACアドレスのみ含む」の選択で問題はありません。追加オプションで「ハードドライブをVDIとしてインポート」にチェックが入っているかを確認します。

確認後、「インポート」ボタンをクリックします。

クリックすると、「ソフトウェア使用許諾契約」というウインドウが表示されますので、「同意する」ボタンをクリックします。KaliLinuxの使用許諾契約はこちら(https://www.kali.org/docs/policy/kali-linux-open-source-policy/)から確認できます。

クリックすると、仮想アプライアンスのインポートが開始されます。

しばらくすると、「Oracle VM VirtualBox マネジャー」のウインドウに「kali-linux-2020.3-vbox-amd64」が追加されます。これで仮想アプライアンスのインポートは完了となります。

完了後、「kali-linux-2020.3-vbox-amd64」の詳細情報が記載されている箇所を確認し、マウスを下にスクロールさせます。

スクロールさせると、「説明」の項目に「Username」と「Password」が表示されています。これは、KaliLinuxにログインする際に必要となりますので、「Username」と「Password」の情報をコピーして保存しておきます。

Oracle VM VirtualBox Extension Packのダウンロード

保存後、Oracle VM VirtualBoxのダウンロードページ(https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads)にアクセスします。

アクセスすると、「Oracle VM VirtualBox Extension Pack」という項目がありますので、その中に「All supported platforms」という文字がありますので、こちらをクリックします。

クリックすると、ファイルのダウンロードが開始されます。

しばらくすると、Webブラウザで指定されているファイルの保存場所に「Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.1.16.vbox-extpack」といったファイルがダウンロードされます。

ダウンロード後、「Oracle VM VirtualBox マネジャー」のウインドウの「ファイル」の「環境設定」をクリックします。

クリックすると、「環境設定」のウインドウが表示されます。右側のメニューから「機能拡張」をクリックし、左側にある「+」の付いたボタンをクリックします。

クリックすると、「機能拡張パッケージを選択」のウインドウが表示されますので、「Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.1.16.vbox-extpack」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。

クリックすると、「質問」のウインドウが表示されますので、「インストール」ボタンをクリックします。

クリックすると、「VirtualBoxライセンス」のウインドウが表示されますので、ライセンスの内容を確認し、マウスで下までスクロールします。スクロールしないと、「同意します」ボタンがクリックできないようになっています。スクロールすると、「同意します」ボタンがクリックできる状態になるので、クリックします。

クリックすると、「情報」のウインドウが表示されます。「Oracle VM VirtualBox Extension Packのインストールに成功しました。」と表示されていますので、「OK」ボタンをクリックします。

クリックすると、「機能拡張」の「拡張パッケージ」に「Oracle VM VirtualBox Extension Pack」が追加された状態になります。この状態で「OK」ボタンをクリックします。

Oracle VM VirtualBox Extension Pack」がない状態では、仮想マシンのセッションが開けませんでしたというエラーが発生します。

内容:

Implementation of the USB 2.0 controller not found! Because the USB 2.0 controller state is part of the saved VM state, the VM cannot be started. To fix this problem, either install the "Oracle VM VirtualBox Extension Pack' or disable USB 2.0 support in the VM settings. Note! This error could also mean that an incompatible version of the "Oracle VM VirtualBox Extension Pack' is installed (VERR_NOT_FOUND).

■「kali-linux-2020.3-vbox-amd64」を起動する

「機能拡張」に「Oracle VM VirtualBox Extension Pack」を追加後、「kali-linux-2020.3-vbox-amd64」を起動しますので、「起動」ボタンをクリックします。

クリックすると、kalilinuxが起動します。起動後、ログイン画面が表示されます。保存したUsernameとPasswordを入力し、「Log in」ボタンをクリックします。

クリックすると、kalilinuxにログインすることができます。